♪Let’s Go Worst 最低の日々

♪Let’s Go Worst
(「Let’s Go Worst」より。作詞・作曲 by BOSA 演奏 by BOSA 21歳)

プライベート的には、幸福だったはずですが、作る曲は、それを破滅に追いやらんとする呪文に満ちあふれているという、倒錯した日々を過ごしていました。

就職前の不安? 安穏とした日々への反抗? 何がそうさせたかはいまだ分かりませんが、とにかく前向きでない、ネガティブでダークな曲をせっせ、せっせと書いていました。

ま、これも青春かな、と。ダークでごめん。

♪Kiss Me! 一人寂しく叫ぶ!


(「BOSA26」より。作詞・作曲 by BOSA 演奏 by BOSA 18歳)

大学1年生の頃、4畳半の下宿部屋で、ひとりさみしくこの曲は録音されました。そして、そのタイトルが「Kiss Me!」。どうですか?さみしさが伝わってきましたか?青春はさみしい、さみしいものですね。ああ、正確には寂しい:さびしいというのですか?

しかし、「青春の作曲活動」は、それは楽しく、楽しく行われたのでした。おおよそ、作曲とか小説を書くとか、リアルな恋愛状態にあっては「名作」は生まれないものですよね。

話を聞いてくれる友達も少ない、彼女なんてモチロンいない、もんもんとした状態の中で、「名曲」は生まれるべきなのだ。

少なくとも名曲が生まれる「環境」は、長い間、整っていたはずなのですが・・・。つまらぬ雑曲を聞いていただいて心苦しい限りです。

♪聖徳太子よ、大志を抱け 「お札の人」が変わったんだよね

♪聖徳太子よ、大志を抱け
(「BOSA6」より。作詞 by CHURI 作曲 by BOSA 演奏 by BOSA 17歳)

昭和59年11月1日。長らく、1万円の顔であった、「聖徳太子」が「福沢諭吉」に変更になりました。発行されたばかりの新紙幣は、なんだか紙幣としての重みがなく、ニセモノのようで。CHURIは、そのことを長い歌詞にしました。僕はギターとハーモニカでそれを長い歌にしました。「太子」と「大志」。ただそれだけの駄洒落から発想しただけなんだろ?(>CHURI)

PS)いまでは、もう福沢諭吉さまにすっかりお世話になっていますよね。この曲でさんざんバカにしたから、最近、僕のところにあまりお見えにならないのでしょうか?気を悪くしていたら、どうぞお許しください。束でお見えになっても歓迎します。