♪これは君に捧げる歌なんだぜ陰気なBaby 

♪これは君に捧げる歌なんだぜ陰気なBaby
(「BOSA4」より。作詞・作曲 by BOSA 演奏 by BOSA 16歳)

これは、映子ちゃんのための歌なんだぜ。陽気であるか、陰気であるか。根アカであるか、根クラであるかは、当時の友人関係を築く上で大切な指標になっていたような気がします。明るいグループと、暗いグループ。華やかなグループと、そうでないグループ。彼女とか彼氏とか、何だか青春をすでに謳歌しているグループと、奥手でそんなことできないグループ。もちろん、僕は後者でしたけどね・・・。

陽の当たらないグループの中でも、光は照らされる。陰気な彼女にもっと光を!マイノリティに視線を熱く投げかけるこの歌は、ある意味ロック(反体制)なわけないですね。すみません。ロック様にあこがれるあまり、つい・・・。

♪LOVE SONG NO MORE 机を叩いてドラムにしたよ

♪LOVE SONG NO MORE
(「BOSA4」より。作詞・作曲 by BOSA 演奏 by BOSA 16歳)

ギターと、机をタイコにして叩いて演奏しています。リズムマシンを持っていない貧乏学生だから、これくらいは当たり前です。いや、それよりも。この曲を作る少し前にRSから、オリジナルテープをもらいました。その最初の曲が、机や缶を叩いて、それを多重録音したものだったのです。僕は、その手法に多いに触発されてこの演奏を思いついたような記憶があります。ささやかな進歩でしょう?しかし、このあと、バイトをして貯めたお金で、リズムマシンや、マルチトラックテープレコーダを飼うことになるわけですから、僕には大きなステップでした。

プロやセミプロ、アマチュア、そしてド素人。いろんなレベルの音楽があります。どのレベルの音楽も、やっている本人はいつも楽しく、そこには新鮮な発見があったり、感動があったりするものです。そこが正に音楽の良さだと思います。

鼻歌だけでも楽しい。録音すると、記録できる。歌詞をつけると歌になる。2番まで作るとそれっぽくなり、伴奏をつけると形になる。日記のようなものですかね。リアル日記はほんと、申し訳ないくらい継続しないクチでしたが。

♪アンドロポフの死 苦手な社会科を克服する方法=>歌にする

♪アンドロポフの死
(「BOSA5」より。作詞 by 一成 作曲 by BOSA 演奏 by BOSA 16歳)

社会科が苦手だった僕は、「暗記すべき内容を歌にする」という手法を思いつき、何曲か実際に作ってみました。「日本国憲法前文」の一部を読み上げた歌などは、本当に試験に役立ったこともあります。この曲は、アンドロポフという、ソ連の書記長のことを歌っています。政権をとって間もなく、この「レーニンの偉大な後継者」は、亡くなってしまいます。この歌詞は、そんな事件を、歴史好きの友人、一成ちゃんが書いたものです。WikiPediaで調べてみると、確かに一目おかれていた人物だったようで、単なる「かっこいいじいさん」だけでなかったようです。さすが一成ちゃん。

歌のおかげで、テストに役立った!という経験のある方はいませんか? テストには出ませんでしたが、僕は、この曲のおかげで、アンドロポフが1914年に生まれたことを覚えました。ま、その程度ですがね・・・。

現在のテストには出ないかな・・・。実用的じゃなくてすみません。