♪わかんない 色恋で解決できない悩みとは

♪わかんない
(「Let’s Go Worst」より。作詞・作曲 by BOSA 演奏 by BOSA 21歳)

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(c) 礼次郎写真素材 PIXTA

毎日部屋で、ひとりきりで、のんきに陰気に
僕は何をしてるのだろう?
誰も知らない悩みを抱えて
誰も解けない解決を待って
それで一体、何が楽しいのだろう?

赤いものは赤
白いものは白
分からないものは、わかんない!

学校に行って、お勉強をやって、まじめに地味に、
僕は何をしてるのだろう?
誰のために?あの人のために?
あの人は、僕の不安を無くしてはくれる
しかし、一体、それが何なのだろうか?

結局

男は男
女は女
分からないものは、わかんない!

わかんない
わかんない
わかんない

青春の悩みにはレベルがあって、彼または彼女がいないときは、切にそうなることを願い、恋人ができると、その恋愛活動を妨げる障害のことを思い悩み、そうこうしているうちに、それとは全く別の問題が発生して、彼または彼女の存在だけでは、もうどうすることもできないことに気がつくと、一人また頭を抱えてしまうという・・・懊悩を、みつけてしまう、お年頃。

失礼しました。

♪村里友の会のうた 自分の意思を主張せよ

♪村里友の会のうた
(「BOSA2」より。作詞・作曲 by BOSA 演奏 by BOSA 15歳)

中学の頃、村里君という友人がいて、当時の僕は、親友でもない彼をテーマにした曲を何曲か作っています。当時、中学校では「いじめ」が流行っていて、誰もが一度や二度くらい、いじめの対象になったものです。僕もそうなりかけました。が、僕の場合、いじめの中心的役割を果たしていた「くんちゃん」が、たまたま学校を休んでいて、次の日、「え?なんでいじめてんの?」となり、自然消滅。セーフ! 村里君も、いじめられてましたが、彼は強かった。彼は決してへこたれない、めげない、「バカ」と言われると、「バカというな!」と、大声で言い返す。同級生だった僕は、そんな彼をたたえて「友の会」を作りました。この曲は、そのテーマソングです。

高校で別々の学校に行くことになりましたが、あいさつをする程度は仲良かったような・・・。高校生のある日、彼はバイクを買ったらしく、僕に自慢げにそれを見せてくれました。ガソリンで思いのまま走る自分の「延長」を手にした彼は幸せそうでした。当時の僕はそう思いました。

いじめは、いまも子供たちの間でメインテーマとなっているのでしょうが、そんな少年少女諸君には、ぜひ、「村里流」をマスターしてほしいと思います。はっきり意思表示をする。ばりぞーごんを言われたら、きちっと、「そんなコト言うな!」と言い返す。いやむしろ三倍くらい言い返してやれ!黙ってしまって、それを「受け入れた」と誤解されないように。

説教めいた話になってすみません。彼のことを思い出すといつもこんなことを考えてしまうのです。